最近の活動から
東谷戸田んぼ再生プロジェクト始まる
2009/09/09
北部丘陵地帯の一角に位置する東谷戸。その東谷戸の民有地の休耕田を復活させる事業が「東谷戸田んぼ再生プロジェクト」です。現在は葦が生い茂った荒地となっています。人の手が入る前に、現状の植生を調査記録し、植生変化を追跡しようと、8月下旬に本格的な調査を行いました。
この場所は、先の7月13日に桜美林大学の片山先生と生徒によって草刈が行われたところです。多くの場所は背丈の低い葦の間に多種多様の植物が生えている景観となっています。谷戸の奥まった所には、かつてはどこの谷戸にも自生し、現在はほとんど見ることのできなくなった「ミズニラ」などの貴重な植物の自生が確認されました。これは長年の化学肥料や農薬の投下が少なかったことによると推察されます。
この場所も環境学習の場として利用するために、目でみて変化が分かるようにして現状のまま一部を保存することにしました。
ひとつの湧き水を利用して米を育てることは容易なことではありません。谷戸に生きる人は、助け合い、協力しあってきました。谷戸の再生は地域共同体の復活でもあります。
数年後に、この谷戸に水鳥が餌を求めて田を歩く姿を夢見てプロジェクトを進めて生きたいと思っています。

保存区域内の植生調査
