コラム『ふつうの市民が町田のこの課題に立ち上がり始めた!』
第6回 子どもたちの未来へ、あなたの頭をスイッチオン
2009/09/16 小林るり
(本コラムは、2007年2月よりタウンニュースに掲載された連載コラムを再掲載したものです)
地球シミュレーターという日本製スーパーコンピューターが、温暖化など地球環境の異変を次々と予測し始めています。 そうした深刻さを、大人たちは実は誰もが薄々は気づいている筈なのに、『私一人では、何も変えられないし、いずれ国連や政府などが何とかしてくれるだろう』と、都合よく考えて手をこまねいているのが実情のようです。 以前は私もそのように都合よく考える『一人では』派でした。 しかし私はある事件を境に、『それでも』派にスイッチが切り替わりました。 一人一人の努力は小さくても『それでも』、一人一日100グラムのゴミを出さないような暮らし方に切り替えるだけで、41万人の市民全部が毎日実行すれば一日41トン、年間約1万5千トンもの膨大なゴミがなくなります。 もしそれを燃やさずに済ませると、CO2排出量は焼く1万6200トンに換算され、温室効果ガスの大量削減になる計算が可能です(可燃ごみ1トン当たりCO2排出量は1.083T-CO2と換算)。
一方、レジ袋10枚作るのに牛乳瓶一本分の原油が必要と聞きます。 日本人一人当たりの年間のレジ袋消費は235枚と言われていますから、町田市全体では年間176万ℓの原油資源がゴミとして燃やされています。 仮に一家庭がレジ袋を貰わないだけで、年間58KgのCO2を削減できます。 「マイバックを持参して買い物をするんだ」と頭のスイッチを切り替えたらレジ袋は必要無いものにすぐ変身する筈です。 『それでも』派の私は今、ごみゼロ市民会議で「町田市レジ袋廃止条例」を作れないかと考えています。 『一人ではそんな事無理でしょう?』といろんな人に言われますが、今年の1月から米国オークランド市では、グリーン食品包装条例といって、スチロール樹脂の使い捨て容器を事業者が使用する事を禁止する条例を作りました。 これも初めは一人の発想だった筈です。 このレジ袋廃止条例の議論をきっかけに、市民の一人一人が『それでも、子どもたちの未来の為にスイッチを切り替えてみよう!』と「条例制定」に賛成してくれたら、「町田を変える」ことも可能だと思います。
