コラム『ゼロ・ウェイスト日記』

『環境行動が環境意識をつくる』って?その2

2009/07/07  小林美知


初夏の神明谷戸

 夏がやってきた。早朝の谷戸の風景。アオサギが金だらいのそこを棒でこすったように鳴き、飛んでいく。遠くで、アカゲラのドラミングの音がきこえる。羽化したばかりのトンボが田んぼの畔の草むらで羽を乾かしている。夏の野の花が咲き、カエルの声があたりに響く。

 町田市のごみの最終処分場、焼却場をもつ地域に住み、ごみ問題に取り組むようになって13年。解決するには、減量の施策、仕組みが必要なことと同時に、まちづくりの考え方、「人がどんなまちに住みたいか」ということも重要だと思うようになった。そのころからか・・・早朝の散歩をするようになった。朝5時30分ごろから、小山田周辺を双眼鏡を首にかけ、てくてく歩く。しぜんに鳥や草花や木や虫が目に入る。気になったことは後で調べる。団地の小さな部屋で寝ていても、「ああ、アオゲラが鳴いているとか、ホトトギスが鳴きながら飛んでいく」とか、ベランダにシジュウカラが立ち寄ったときの羽のブルルという振える音がわかる。町田市北部には人の手が入らない休耕田や山林がたくさんある。こうした休耕田や山林を田んぼや里山に再生する取り組みが始まっている。神明谷戸もそのひとつだ。

 ごみ問題に私のようにかかわるようになる人もいれば、そうでない人もいる。むしろ私のようなかかわり方は少ない。(ストレスはいっぱい!!)環境意識をつくるにはもっともっとたくさんの入り口が必要だ。神明谷戸をお手本に、小山田の谷戸で田んぼ再生プロジェクトが動き出そうとしている。そのときは、お知らせします!ぜひ参加してください!!