コラム『ふつうの市民が町田のこの課題に立ち上がり始めた!』

第2回 “ごみゼロ市民会議に夢をかけて”ごみの減量は生ごみの堆肥化から

2009/07/14  仲村達郎


(本コラムは、2007年2月よりタウンニュースに掲載された連載コラムを再掲載したものです)

 家庭から出るゴミのうち、生ごみは200g(一人・一日・町田市実績)で最大の比率(35.2%)を占めています。 そして有難いことに、この生ごみは立派な堆肥となるのです。 資源化率50%を目指すためには、まず最初にその生ごみを堆肥化することに手を付けなければならないと、ごみゼロ市民会議の多くの委員の方々が思っておられます。 堆肥化の実証実験の主なものは、

  • (1) 個別家庭で堆肥化する
  • (2) 一定地域での戸建て各家庭で一次処理し、まとめて堆肥化する
  • (3) 集合住宅で一括一次処理し、まとめて堆肥化する
の3方法が考えられます。 それらを広く市民に広めるための方策が、この市民会議で検討されています。


市民・行政・事業者・農家の協働で生ごみの循環を

 生ごみから出来た堆肥の使用先をあわせて考えないと、持続可能な循環が出来なくなります。 生ごみを排出する市民と堆肥化する事業者、利用する農家が協働で取り組み、生ごみの循環システムの確立が必要となります。 そしてその堆肥で育った作物が生ごみを出した市民の食卓にのぼれば、循環の輪は大きく強固なものになります。


各家庭の心意気と仕組み作りから始まる生ごみの堆肥化

 生ごみの堆肥化のためには、ごみの回収袋に他のゴミと一緒に入れて、玄関先に出しておくだけと言うわけには行きません。 まずは生ごみだけ分けることが必要になります。 それから堆肥化容器や生ごみ処理機で処理したり、生ごみを土にまぜるとか、場合によっては生のまま、外の処理機に持って行かなければなりません。 そのような個人の努力が基礎になって堆肥化が可能になります。 ごみゼロ市民会議の発足を機に、そのような心意気のある家庭が一家庭でも多くなることを期待しています。 また生ごみ堆肥化に努力した人が報われる仕組みを作って、全市民が喜んで堆肥化をする状態になることを夢見ています。