最近の活動から

環境学習林整備事業

2009/09/09

 小山田小の裏山には市所有の山林があり、現在は放置され、荒れ放題である。この山林に手を入れ、北部丘陵の本来の景観である里山を復活される取組みが市と東京都の緊急公用対策事業の一環として今秋からスタートする。具体的には下草を刈り、森の再生のために樹木を間引きし、子どもたちが自然と触れ合う場をつくることである。

 事業に入る前に植生調査を行い、数年かけた変化を見ていくことが重要である。

 8月下旬、本格的な植生調査を実施した結果、環境省や東京都が指定している絶滅危惧種や貴重な羊歯類が確認された。また、この森で自生しているアナグマ・ハクビシンなどの小動物の巣穴もあり、営巣していることが分かった。

 里山の森は人間が入ることで再生され、人間は森の恵を得て暮らしてきた。里山は日本人の生活の原点でもある。その根底にあるものは自然との共存共栄である。

 小山田小の裏山に人間の手が入り、地元の人々の参加のもと、里山の森が復元され、森の恵を子ども達に伝え、学習の場となることを願ってやまない。


調査の様子
アナグマの巣